おんな」カテゴリーアーカイブ

警察がへそ出し超ミニ激痩せ女の子を広報に使うことの問題点

2003年内閣府発行「男女共同参画の視点からの公的広報の手引き」
https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/012/720/kouhoutebiki.pdf
へそ出し超ミニ激痩せ女の子を松戸警察署千葉県警が広報に使ったので、全国フェミニスト議員連盟で抗議したら、オタクを差別するのか等、見当違いの抗議や質問が寄せられて、改めて、日本は「女は可愛く、幼くあれ」という差別意識が女性にも蔓延していることを思い知らされた。
オタク議員集団として夏目亜季荒川区議も名前を連ねている。多分、国連や政府の公的広報の手引きをご存知ないからだと思う。9月議会終了後、話をしようねと約束した。

買春当たり前はもうやめよう!

「戦略を立てよ、冷笑されても時間がかかっても忍耐がいる、女性たちは力を合わせて戦うことが必要」
「買春男性は処罰の対象であり、売春女性はマイノリテイで支援が必要な存在である。売春は職業であるとはみなされず社会に受け入れられないもの」 1999年に来日したスウェーデン国会議員・DV全国諮問委員会委員長インゲヤード・サールストロームさんの言葉
   「売買春問題に取り組む 性搾取と日本社会」高橋喜久江著 より
スウェーデンでは「金銭により、一時的な性的関係=性的サービスを取得する者を罰する」買春防止法が1999年より施行されている。人権意識が低く、包括的性教育の無い日本では、売買春廃絶に取り組もうとする人は少ない。メディアの役員クラスは男ばかり。
立川での風俗嬢刺殺事件でも、売買春廃絶の立場からの報道を見かけないくらい、日本は買春容認社会だ。

「政治家を男女同数に」アテネ宣言を噛み締める・・

女性と男性間の平等は、公式、非公式を問わず基本的な人権である。
女性は、人類の半分以上を占めており、
民主主義は、国会ならびに行政に男女同数の代表を必要としている。
女性は、人類の潜在能力ならびに人類の技能の半分を代表しており、
意思決定においてその代表が少ないことは、社会全体の損失である。
意思決定の場に女性の代表が少ないことは、
人類全体のニーズと利益を考慮に入れることを阻害している。
意思決定に女性と男性がバランスよく参画することは
女性、男性を問わずすべての人に、公平でバランスのとれた社会に
ふさわしい多様な考え、価値観、態度を生み出すことになる。
それゆえ
我々は宣言する・・・政治権力ならびに公権力が女性と男性の間でバランスよく配分されることを。
我々は要求する・・・政治や公的意思決定の場への女性と男性の平等参加を。
我々は強く主張する・・・男女平等を現実のものとするため、意思決定過程の構造を変える必要があることを。
第一回欧州サミット「政治権力と女性」にて採択
(1992年11月3日ギリシャ・アテネ)
 8月30・31日、全国フェミニスト議員連盟夏合宿IN富士に参加。フランスのパリテ法(男女同数法)について学んだ。その元になる、アテネ宣言も紹介された。

せの喜代のHP 2008年9月1日記

性こそ人間存在そのもの 人間の尊厳を否定する売買春

明日、1月30日、岡村発言から買春社会を考える会第七回行動
12時半渋谷リレートーク&13時半ズーム学習会を開催します。
再度の案内になりますがどうぞご参加ください。

前回の学習会がきっかけで取り寄せた文章がとても素晴らしいので、ぜひ、読んでください。厚労省課長だった浅野史郎氏が組織した懇談会の討論のまとめが厚労省にも国会図書館にも保存されていないことがわかりました。
売買春問題の深刻さを改めて考えさせられています。

婦人保護事業懇談会1992 討論のまとめ

1.売買春問題への認識
 現在一般に、売買春は個人的な自由意志による行為だと考えられています。果たして本当にそうなのでしょうか。公娼制度(国家が認可した買春)は、国際世論の批判を受けて形を変えざるを得ませんでした。政治と業者とのつながりの中で、売買春は自由意志論に根拠を置き、強くその根を張っています。性は、決して他からの強制を受けるものではなく、自らの選択と責任の下に存在し、性的関係は常に男女両性の関係によって作り出されるものです。性こそ人間存在そのものといえましょう。その性が売り買いされるのは、今なお貧困問題が基底にあり、この貧困状況そのものは生活の中で深刻化し拡大されてきています。経済成長の対極には、拝金主義が蔓延し、人々の物質的欲望を限りなく煽っています。性産業と結び付いているマスコミも人間の性を利潤追求の手段として商品化し、先導を切っているのは周知の事実です。女性の性がおとしめ道具として利用されている__当然、性を買う方の人権も傷付けられている__のに、どうしてその問題性が大きく浮かび上がってこないのでしょうか。売買春は経済的社会的文化的構造から生み出される女性差別であり、男性を含む人間の尊厳を否定するものなのに、なぜ、反人権性の構図として捉えられないのでしょうか。人間の尊厳を失うことにより、特に深く心身共に傷付き影響を受けるのは、社会の力関係の中で弱い立場に置かれる女性の側なのです。売買春は両者の人間性を確実に荒廃させ、その荒廃は絆の切れた人間関係の中で幾倍にも相乗され、人格を崩壊に導くものです。売買春の拡がりは広く男女の関係のみならず、結婚した夫と妻との関係をも歪めています。真に自由で対等な性的関係の実現のためにも、売買春は一部の特別な人たちの問題である、と片付けてはなりません。(一部抜粋)

民主主義には比例代表制を

参院改革協議会 御中                 2021年1月25日

私たちは、女性議員を増やしたいという思いを持つグループ【FB読書会「北欧を読む」】のメンバーです。
2021年1月13日から、民主主義世界一のノルウェーの選挙制度と日本の選挙制度を比較した著書『さよなら! 一強政治――徹底ルポ 小選挙区制の日本と比例代表制のノルウェー』(三井マリ子、旬報社、2020)の読書会を始めています。
同著には、立候補者が議員定数の26倍もいるノルウェー(うち女性42%)に対して日本は2.5倍(うち女性17.7%)であることや、毎回8割近い投票率のノルウェーに対して日本は過去3回とも5割代であることや、若い世代が活発に政治参画するノルウェーなど、目からうろこの内容が書かれています。
日本の政治をよくするために、ノルウェーの選挙制度を勉強したばかりの私たちにもできることがあるのではないかという点でメンバーは一致しました。
ちょうど参議院の1月18日召集の通常国会で、「一票の格差」を是正することなどを議論する「参院改革協議会」が設置されることを報道で知りました(毎日新聞、2021年1月12日)。そのような協議会が始まるなら、委員さんや事務局の方々に、この本を読んで、「民意が反映する比例代表制中心の選挙の実態」を知っていただき、議論の一助にしてもらおうということになりました。そこで、1冊進呈させていただきます。
比例代表制中心の政治にする理由は、①一票の格差是正ができる、②女性議員を増やすことができる、③投票率をUPさせることができる、④シンプルで分かり易い、⑤死に票が出ず民意が反映しやすい、ことなどです。
『さよなら! 一強政治――徹底ルポ 小選挙区制の日本と比例代表制のノルウェー』を今後の貴会のご検討にお役立ていただけますよう要望いたします。

FB読書会「北欧を読む」一同 
丹生 秀子(福岡県福岡市東区)
黒木 鞠子(福岡県福岡市南区)
長濵 真美(福岡県福岡市西区)
薄 祥子(福岡県福岡市東区)
大塚かほる(愛知県名古屋市中区)
時永 裕子(福岡県福岡市東区)
堀 久美(京都府京都市左京区)
瀬野 喜代(東京都荒川区)
三井マリ子(長野県富士見町)

王 貞月(チーフ&連絡先)