スーチーさんからのメッセージ

 昨日、ビルマ女性連盟主催、国際シンポジウム「花咲く未来を拓くアジアの女性たち」が文京シビックセンターで開かれた。全国フェミニスト議員連盟が共催したのがご縁で、第1部のシンポジウム「アジアの女性運動の現状と未来」に参加した。
 パネラーとして文京区議の木村民子さん、ビルマ女性同盟日本代表のチョチョアイさん、NGO日韓市民スクエアの孫明修(ソン・ミョンス)さん、フェリス女学院大学講師の重川治樹さんが、各国の状況を話した。現在のミャンマー軍事政権の下では人権が侵害され、ジャーナリズムも統制され、インターネットも禁止されているというチョチョアイさんの話を聞いた後、アウンサンスーチーさんのビデオに盛り込まれた、女性や子供達の惨状に、胸が詰まった。
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 このビデオも5年前の撮影で、自宅軟禁されている今の様子はわからないという。
 6月19日はアウンサンスーチーさんの誕生日。6月19日を「ビルマ女性の日」として在日ビルマ人達は集まってお祝いをするのだという。今年6月18日に300人が豊島公会堂で61歳の誕生日を祝ったとのこと。日本人の参加は少なかったという。
 アジアの仲間として、ビルマ(ミャンマーという国名は軍事政権が名づけたものなので、使いたくないそうだ)の現実を知ることから始めたいと思う。
 全国フェミニスト議員連盟は、女性議員を増やし、女性の声が政治に反映する社会をつくるために活動している、1992年に結成された議員と市民の団体である。
 あの、藤澤元区長が、性別役割分担を固定化した上での男女共同参画社会基本条例をつくろうとした騒ぎでお世話になったので私は入会したのだから、人生はおもしろいと思う。
 全国フェミニスト議員連盟HPはhttp://2mm.chips.jp/feminist/
 

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