健康あだち21

Image001.jpg オミナエシ
 足立区では区民の健康づくり自主グループが盛んだというので、7月16日、視察にうかがった。足立区では、区内47の住区センターを拠点にして区民の自主グループが月一回集まって、勉強会をひらくなどの活動を行い、お互いに情報交換するフェステイバルを開催するなど活発に活動が行われている。昨年の報告集は2センチの厚さにもなる。
 医療費抑制に国は動いているが、超高齢社会では、医療費がかさむのは当然である。しかし、区民が健康づくりの意識を持ち、保健師の活動が活発であれば、すぐあちこちの医者をたづね歩くという無駄な医療費は削減できるといわれる。
 ひとりあたり医療費が23区で一番高額な荒川区として、取り組みが進んでいるとはいえない。区では、健康推進委員活動を昔、始めたものの、停止してしまった。区民の自主的活動を作り出すことをいったん放棄したのは残念だが、生涯健康都市戦略本部を立ち上げたからには、もう一度、区民の自主的活動をどのように作り出すか、荒川区なりの方法を考えてみるべきであろう。

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