投稿者「senokiyo」のアーカイブ

尾久本土初空襲パネル展を開催!!

今日から25日まで、荒川区立ゆいの森あらかわ(吉村昭記念文学館 図書館 子どもひろば)1階ロビーで[尾久本土初空襲パネル展]を開催する。
議員になった翌年から10年間、3/10荒川国際平和展&4/18尾久初空襲慰霊のつどいが私の年中行事だった。
2008年に体験者の田村一彦さんが名乗り出てくれて、1000人が参加した尾久初空襲を忘れないコンサートや学校での公開授業へと発展し「尾久橋町会付属尾久初空襲を語り継ぐ会」として活動している。町会長だった田村さんの、『語り継ぐ会』が永久に続くようにと『尾久橋町会付属』とした、その想いを語りたいと思う。

尾久本土初空襲の3つの特徴とは・・

尾久本土初空襲 3つの特徴
(1942年4月18日ドーリットル空襲初弾)
①70年間「隠されていた」日本初空襲
2000年から荒川国際平和展実行委員会が毎年慰霊のつどいを開催し、情報を収集。初空襲当時「話してはならぬ」と教員や警察に厳しくいわれた葛藤を乗り越えて2008年体験者の田村正彦さんが名乗り出て、体験を語り始めた。
言論出版集会結社等臨時取締法1941年(昭和16年)12月20日施行
第17条   時局ニ關シ造言飛語ヲ爲シタル者ハ二年以下ノ懲役若ハ禁錮又ハ二千圓以下ノ罰金ニ處ス
第18条   時局ニ關シ人心ヲ惑亂スベキ事項ヲ流布シタル者ハ一年以下ノ懲役若ハ禁錮又ハ千圓以下ノ罰金ニ處ス
 
②軍司令部は「9機を撃墜」とうそを発表
真珠湾攻撃から4か月後であったので、多くの人々は日本軍の訓練だと勘違いして、米軍機に手を振ったとの記録が残っている。また、翌日の新聞は、「9機を撃墜わが損害軽微」といつわりの報道を行った。
 
③B25 16機のドーリットル空襲による日本の被害は全国で死者87人他
   参加した米軍兵士80人のうち、1人は死亡、8人が日本軍捕虜となり、処刑3人、病死4人である。B25が不時着した中国の日本占領地で、探索のため数百人の中国人が殺されたという。また、このような攻撃の再発防止のために、陸軍は浙かん作戦を展開、731部隊の細菌作戦も含め、中国人死者は25万人とされる。

日本軍が中国人の女子ども年寄りを皆殺し・・・

今年もまた4月18日がやってくる。1942年尾久本土初空襲のあった日。YouTubeで初空襲と検索して「東京上空1時間」という番組を見つけた。ドーリットル隊長率いるB25、16機に乗った80人の米兵の生き残りとかくまった中国人が語っていた。日本攻撃の後、中国大陸に飛来した米兵を見つけ出そうと、日本軍が中国人の女、子ども、年寄りを皆殺し25万人…米兵を日本軍から守った証言が衝撃だった。
今まで私が見た資料では中国人数百人が殺されたとあった…日本人の死者は87人…戦争は嫌だ…

子どもを自殺に追い込むコロナ対策は再考すべき

お粗末なコロナ対策で子ども達が自殺に追い込まれている。図書館が居場所になることもあるだろうに、荒川区のゆいの森図書館は椅子に座る事が一切できないという苦情をもらった。1階の民間運営のカフェに入れますよと職員が言うそうだ💢民間が必死で店を開けているのに、公務員の運営する図書館は本だけ貸して、追い出す💢税金返せと言われて言葉がなかった…

性こそ人間存在そのもの 人間の尊厳を否定する売買春

明日、1月30日、岡村発言から買春社会を考える会第七回行動
12時半渋谷リレートーク&13時半ズーム学習会を開催します。
再度の案内になりますがどうぞご参加ください。

前回の学習会がきっかけで取り寄せた文章がとても素晴らしいので、ぜひ、読んでください。厚労省課長だった浅野史郎氏が組織した懇談会の討論のまとめが厚労省にも国会図書館にも保存されていないことがわかりました。
売買春問題の深刻さを改めて考えさせられています。

婦人保護事業懇談会1992 討論のまとめ

1.売買春問題への認識
 現在一般に、売買春は個人的な自由意志による行為だと考えられています。果たして本当にそうなのでしょうか。公娼制度(国家が認可した買春)は、国際世論の批判を受けて形を変えざるを得ませんでした。政治と業者とのつながりの中で、売買春は自由意志論に根拠を置き、強くその根を張っています。性は、決して他からの強制を受けるものではなく、自らの選択と責任の下に存在し、性的関係は常に男女両性の関係によって作り出されるものです。性こそ人間存在そのものといえましょう。その性が売り買いされるのは、今なお貧困問題が基底にあり、この貧困状況そのものは生活の中で深刻化し拡大されてきています。経済成長の対極には、拝金主義が蔓延し、人々の物質的欲望を限りなく煽っています。性産業と結び付いているマスコミも人間の性を利潤追求の手段として商品化し、先導を切っているのは周知の事実です。女性の性がおとしめ道具として利用されている__当然、性を買う方の人権も傷付けられている__のに、どうしてその問題性が大きく浮かび上がってこないのでしょうか。売買春は経済的社会的文化的構造から生み出される女性差別であり、男性を含む人間の尊厳を否定するものなのに、なぜ、反人権性の構図として捉えられないのでしょうか。人間の尊厳を失うことにより、特に深く心身共に傷付き影響を受けるのは、社会の力関係の中で弱い立場に置かれる女性の側なのです。売買春は両者の人間性を確実に荒廃させ、その荒廃は絆の切れた人間関係の中で幾倍にも相乗され、人格を崩壊に導くものです。売買春の拡がりは広く男女の関係のみならず、結婚した夫と妻との関係をも歪めています。真に自由で対等な性的関係の実現のためにも、売買春は一部の特別な人たちの問題である、と片付けてはなりません。(一部抜粋)