おんな」カテゴリーアーカイブ

知的障碍者の恋愛、結婚がテーマのトンデモ研修

島根大の研究者が松江市の民生委員さんたちへの、知的障碍者の恋愛、結婚がテーマの研修で
ーー知的障害のある女性の性被害に関する調査は日本にはない。性被害の概念を伝えること自体難しいからだ。性産業従事者が「店から稼ぎ手として大事にされている」「買春産業なら相手にしてもらえる」と誇りや居場所を感じる場合もある。
私には性被害だと思えず、性産業を否定できないと思った。ーー

と講演したという山陰中央新報記事(2023.8.15)に驚いた。
性産業で収入を得ている知的や精神の障がい者が多い現実は差別の結果であり支援が不足している結果だと思う。この研究者は、居場所になっているから性産業はいいんだとしている??そりゃあ、言論の自由ではありますが、業者が障害を利用して囲い込み、騙していると分析しない研究って何をしているのだろう???
民生委員に講演を聞かせた松江市は公的機関であるのに💢
電話してみたら、松江市障害者福祉課は主催した基幹相談センターを受託している事業所に聞いてくれと言うし…
センターは性産業に関わる相談はないので考えなかったとのこと…
性産業で搾取されている人々のことを全く考えていないことがよくわかった…
(電話調査の続きは後日報告)

イギリス性売買禁止運動に学ぶ

11.8第20回買春社会を考える会上野行動は、イギリスの性売買禁止運動活動家アリ・モリスさんとの共同行動。報告会では新しく作ったという、少女たちが自分たちで話し合って元気づけあうことを意識した冊子の説明を受けた。SEXのことや家族との関係を含め、人間関係を考えて生きて欲しいという願いが込められている…日本にもこう言う内容の冊子があればいいのに・・・欲しい方は連絡ください。
驚いたことに、イギリスにはホステス・ホストという職種はないという。日本では当たり前のことが、外国では違う…色々と考えさせられた…

毎日新聞に取材のお願いを送りました

毎日新聞に取材のお願いを送りました。
11月20日はトランスジェンダー追悼の日として、生きにくさを考えようとデモやイベントが2021年から行われているようです。今年も呼びかけられています。
昨年の東京デモで、プラカード「FUCK TRAF」を掲げたことに抗議を受けた結果、その表現は正しいとする主催団体トランスジェンダージャパンの見解が出されました。
FACKとは日本では強姦するという意味で理解されていると思います。
TRAFとは性売買に反対するフェミニストのこととされています。
私は、2023年4月23日の公共ラジオでの岡村隆史<買春奨励発言>に驚き、買春問題を考える会を立ち上げ、女の貧困と性売買に関連する問題について勉強会を重ねてきました。性産業が拡大している現実については毎日新聞を参考にしています。
私もTARFとみなされ、強姦の対象とされると恐怖を感じています。

10月31日付けトランスジェンダージャパンの声明をどのように考えればいいのでしょうか?プラカードは正しい表現だとするHPは今もそのままです。

HPの別のページには、文春の回答についての見解で以下の記載があります。
・・・合わせて、当該記事の中には加賀氏の発言として「『男性が入ってくるのが怖い、犯さないで』という切実な女性の訴えに対して『犯せ』という言葉を投げかけるだなんて」という書き振りがあります。「FUCK」を「犯せ」と翻訳しているわけですが、OXFORD英英辞典によれば「FUCK」は⑴性交する、⑵強い怒りの表明、を意味する単語です。『Fuck The TERF』は⑵の用法でTERFに対する強い怒りを表明したものと解釈すべきものと判断しております。

私は差別を無くそうという活動で、暴力的な表現はするべきではないと考えます。

毎日新聞取材陣におかれましては、多面的な観点からこの問題を報道していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

女性差別、トランス差別、あらゆる差別に反対します

買春社会を考える会第19回行動<2023.9.30 新宿アルタ前>
初めて、トランス女性が<私の仕事を奪うな、権利を奪うな、セックスワーカーを辱めるな>と大声で妨害してきた。<妨害するな>と対応し、対話しているうちに、最後は笑顔で去っていった。
生活費や学費のために女性も、トランス女性も体を売っている。ストレス解消のためにホストを推し、貢ぎ、借金をして売春へと導かれてしまう女性がいる。
確実に言えることは、仕方なく売春して、一生心の傷を抱えて生きる人を少しでも減らすには、性売買産業の拡大を阻止すること。

学習会では初めて知ることが多かった。一番驚いたのは、すでに日本で、トランス女性が男性器を隠して公衆浴場に入った歓びをSNSで投稿していること。男性器を隠すためのグッズも販売されているという。
私は旅先で深夜の大浴場を利用する。もし、ひとりで入っていて、大柄なトランス女性が入ってきたら、どうしようと考えてしまった…
と正直に書く私も、デマを拡散するトランスジェンダー差別者となってしまうのだろうか…

2020年4月23日の岡村隆史発言は私が生きてきて聞いた中で最大の女性差別発言。このまま忘れ去られていくことを放っては置けなかった。岡村発言から買春社会を考える会を立ち上げて、初めてのリレートークは2020年6月。初めて、セックスワーク論を知り、しかもジェンダー学者の多くがそうだと知り、日本の女性運動の現状を全く知らずに生きてきたんだと情けなく思った。
性産業とは無縁に生きてこれた無知な私に、できることは何だろう???

米山議員と室井佑月氏が「名誉毀損で訴える」としていることに関して立憲民主党に意見を意見を出そう

米山隆一議員の配偶者である室井佑月氏が「名誉毀損で訴える」と物議を醸し,
米山議員が加担しようとしていることに関して

ご意見・お問合せ*
元荒川区議会議委員 瀬野喜代です。
米山隆一議員の配偶者である室井佑月氏が「名誉毀損で訴える」としているのは、爪半月氏の以下のツイートです。

爪半月氏はAV女優コンテストにおいて
「室井佑月氏が審査員を務めた審査実施は2003年11月11日。 10月23日時点でのバッキー社ホームページに『子宮破壊』『監禁友の会』との記載あり、室井が審査員就任時には、同社が性的虐待する会社だと認識していた可能性が高い。 それでもなお審査員に就任したということになる」
審査員の「『チョコボール向井が参加女性を後ろから羽交い絞めにする』『ドクター中松が参加女性を味見する』様子は目の前で確認していた。その上で『なんら問題がありません』とするのは倫理観に大きな問題があると判断できる。」としています。
公表されている事実に基づく記述であり、その通りだと私は思います。そもそも、アダルトビデオ、すなわちポルノを禁止している国もある中で、女性を冒涜するAVを応援するような行動そのものが許されないと考えます。

貴党は昨年6月、買春社会を考える会のアンケートに対し<AVやいわゆるJKビジネスによる女性・子どもの被害防止、被害者救済・支援、加害者取り締まり等のために、実態把握を進めます。既存の法制度を適切に運用・周知するとともに、包括的な法整備を含む必要な改善策を検討します。
売買春等における買い手を生まないための教育・啓発など、「女性の性を商品化する風潮」を変える取り組みを具体的に進めます。>と回答しています。
 
ぜひ、立憲民主党として、米山議員に対して、このような元性売買当事者への脅しに加担することはやめるように意見して下さい!