05.9.22福祉・地域振興委員会

 条例を2件を可決。
1、介護保険条例の一部改正
    施設入所者・ショートステイ・デイサービス・デイケア利用者に居住費・食費の自己負担を導入。
  例;第1段階(生活保護受給者・老齢福祉年金受給者) 
         居住費0(相部屋)~2、5万円(ユニット型個室) 
         食費1万円
    第2段階(区民税非課税世帯・課税年金収入80万円以下) 
         居住費1万円(相部屋)~2.5万円(ユニット型個室) 
         食費1.2万円
    第3段階(区民生非課税世帯・課税年金80~266万円未満)
         居住費1万円(相部屋)~5万円(ユニット型個室) 
         食費2万円
    これ以外 居住費1万円(相部屋)~6万円(ユニット型個室) 
           食費4.2万円
 施設にいるほうがお金がかからないという不公平の是正のための改正で、低所得者に一定の配慮を行っているから賛成したが、在宅介護への支援の充実を早急に図るべき!!
2、荒川区立はなみずき保育園の指定管理者の指定について
 選ばれた、株式会社こどもの森は、企画書が意欲的、運営している保育園の第三者評価が良好なので賛成。
 選定過程の資料提示、選定審査委員会への外部委員の導入など、区の情報公開度がすすんできた点は評価したい。選定委員会の構成が区の管理職が多く、保育の現場をよく知っている保育士や利用者の意見の反映がされにくい印象を持つのが残念。今後の課題としてほしい。
 出された企画書は、細かく言えば疑問点もある。(本社への苦情はがき=区の責任との兼ね合い、障害児スーパーバイザーと区の障害児保育指導との関連、学研との関係、健康管理がうがいだけで手洗いの記載が無い、塩化ベンザルコニウムの使用、特殊な空気清浄機、入園時健康診断書の提出、紫外線対策の必要性と区立保育園での導入などなど)区からすべて企画書通りということではないと説明があった。
 区は、なによりもこどもの育ちを大切にした保育園の開園に向けた指導に努力して欲しい。人材確保がきちんとされることが一番である。
その他報告
1、ディサービスの食費負担25%軽減  来年3月まで
2、都における生計困難者に対する介護保険利用者負担軽減措置事業の見直し案について                     
3、荒川区生涯健康都市宣言及び健康週間普及啓発事業について   
4、障害者等実態調査の結果について
         
    
    

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