白鬚地区小学校他:文教子育て支援委員会2月

次のような報告があった。
①瑞光小学校の事故に係る損害賠償請求訴訟事件について
   
 7年前の3月、当時2年生のダウン症の児童が、教室から図書室に向かう途中、階段から転落、頚髄神経損傷による重度障害となった。学校と加害児童の両親が被告となった裁判で、裁判長の調停により和解が成立する見込みとなった。区の損害賠償額は9800万円。内訳は、独立行政法人スポーツ振興センター障害見舞金3770万円・自治体賠償保険4985万695円・区負担1044万9305円)
 私からは、謝罪と再発防止に向けたと取り組みをお願いした。
 1年のときクラスの障がいをもった児童へのかなり大きな加害が繰り返されていたにもかかわらず、当時の瑞光小学校からは、事故の教育委員会への報告を怠っていたり、2年にあがった時のクラス担任の認識が不十分であったり、担任以外もそのクラスを支援していたが、さらに崩壊したクラスができて手が回らなくなったとか、カウンセラーからは再発の可能性が指摘されていたにもかかわらず、意識されていなかった等など、「いじめ」への対応が不十分であったと思われる。指導室長は「教訓とする」と言ったが、裁判の過程から、再発を防ぐ対策を調査研究して欲しい。加えて、加害児童がなぜ、暴力をふるってしまったのか、立ち直りを促すにはどうすればいいかのの支援方法も考えて欲しいものだ。
②白鬚西地区内小学校等に係る基本設計案及び幼稚園・保育園の一元化施設について
  
 一階に幼保一元化施設を含む8階建ての建物が小学校となる。幼保一元化の施設は今後の議論になるようだが、来年度は第三中学校校庭内の暫定施設で定員124人で開園、校舎が完成した3年後からは定員221人の大規模園となる。区直営。
                       
③第七峡田小学校エコ改修工事基本設計案について


 配布されたパンフレットを見ると、楽しい。環境学習の今後が楽しみである。この取り組みが荒川区の学校や建物に広がって欲しいと願う。ホームページがあるはずなのだが、第七峡田小学校HPからはリンクしていない。せっかくの取り組みなのに、宣伝をする熱意が欲しい。
 (第七峡田小おやじの会のHPからはさがせば出てくるかも知れない。時間があるときに探すことにした。)
④荒川区学校教育ビジョンの最終案について
⑤放課後子どもプランモデル実施の事業内容について
 宮前小でのモデル実施は、おやつ代月1500円で始めることとなった。地域の運営協議会での協議で、よりよい方法を模索して欲しい。
 
その他、以下の案件について提示があった。
荒川区基本計画・実施計画(案)の策定について
(文教・子育て支援委員会関係)
3 平成19年第1回定例会提出予定案件について
(1)平成18年度荒川区一般会計補正予算案につ
いて(第1回)(文教・子援委員会関係)
(2)平成19年度荒川区一般会計予算案について
(文教・子育て支援委員会関係)(3)幼稚園教育
職員の給与に関する条例の一部改正について
(4)荒川区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医
及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正について 
(5)荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の制定について
(6)荒川区女性福祉貸付条例の一部改正について
(7)荒川区保育の実施等に関する条例の一部改正について

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