片田敏孝著 フレーベル館
「津波だ、逃げろ!!」とまず、中学生が叫びながら走り出し、加わった小学生の手を引いて、その列に地域の人々も加わり、さらに安全な高台をめざして逃げ切った釜石市の防災教育に学ぶことは多い。
ほんの一部を紹介したい。
・日本の防災教育は、これまで「危険を取り払う教育」だった。
・これからの防災教育は「自分で考え判断する」こと、危険に対応できる姿勢を養っていくことが求められる。
・毎日の幸福と災害の危機に備えることのバランスをどうとるかは難しい問題。
・「どうやって災いを防ぐか」ではなく、「どうやって災いと向きあうか」という発想が大切。
・「逃げる」ことが地域の文化になることが必要
・「避難のためのハード施設整備」がこれからの課題
「人生をいかに生きるか」に通じる視点ではないだろうか。



