毎年恒例の日暮里中央町会を活動拠点にしている鞘絵太鼓の子どもたちの老人施設訪問が今年も無事終了した。大勢のお年寄りに喜んでいただき、涙を流していただいた。見守る職員から、「見て、・・・さんがあんなふうに!」と声が上がるほど、普段と違う表情や動作をするお年寄りがいる。
子ども達にもいい経験になっている。
「幸福実感都市あらかわ」をつくるために、お年寄りと子どもの交流をもっと!と区にお願いしている私としては、気になったので子ども達に聞いてみた。「幼稚園や保育園の時に老人施設に行ったことある?」
「ない」という返事。・・・・・う~む 残念・・・
「子どもとの触れ合いはお年寄りを幸せにする」をもっと広めたい。子どもにもよい教育になるはず。
認知症の母と暮らして思う。核家族は時代の流れだけど、お年寄りから家族の、孫の世話をするという生き方をなくしてしまった。母は家族の世話が女の仕事だった世代。戦争で若いころの楽しみも少なかったろう。生きる気力が萎えた時に認知症になる人が多いと言うが、生きる気力を継続させるのは至難の業である。
子育て・介護・環境・・・情報公開と市民参画の街づくりをめざして
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