買春社会を考える会の政党アンケート

アンケートのお願い・・・国会議員のいる9つの政党に聞く・・・

7月10日投票の第26回参議院選挙にあたって、各党のみなさまに、アンケートのご協力をお願い致します。
私たち、買春社会を考える会は、買春(カイシュン=カネで他人の性を買う行為)は性暴力であり人権侵害であると考えて、研鑽を続けてきた市民運動団体です。6月15日、アダルトビデオ出演被害防止・救済法(以下AV新法)が成立しました。コロナ禍で急増した女性の自殺や貧困ともかかわる重要なテーマであり、私たちは注目して参りました。
そこで以下のような質問を作成いたしましたので、貴党の回答を6月30日までに末尾記載のメール、FAXあてに、返信してください。

                   記
1 AV新法案審議過程において、金銭と引き換えに性行為をする契約を結ぶことの是非をめぐって議論が起こりました。この問題のみならず多くの問題点が指摘されたことから、2年後の法見直しに向けて付帯決議がつきました。貴党は、このAV新法を、どのように考えますか。

2 このAV新法の付帯決議が活かされてよりよい法とするためには、貴党は、どのような点を改正すべきだと考えますか。

3 日本のポルノはDVDの輸出やネット配信などを通じて世界中に流布され、日本は「ポルノ大国」と揶揄されることさえあります。こうした不名誉な日本の現状を貴党はどう考えますか。

4 性売買を合法化したドイツ、スペイン、オーストラリアなどでは性産業が肥大化し、学校近くにも売春店が進出しています。他方、スウェーデン、ノルウェー、アイスランド、アイルランド、フランスなどでは、買春を処罰するいわゆる「北欧モデル」と呼ばれる法が施行されています。「北欧モデル」とは、買う側(主に男性)は罰せられる一方、買われる側(主に女性)は支援の対象となります。私たちは、「北欧モデル」的法律を日本でも実現したいという希望を持っております。この「北欧モデル」について、貴党はどう考えますか。

以上です。

買春社会を考える会 
himiko.pro20@gmail.com
FAX3802-4937
TEL3891-0203  までご返答ください。寄せられた回答は買春社会を考える会などのFBやTwitter、HPなどで公表させていただきます。
大変お忙しいところ、恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。
 
2022年6月24日
買春社会を考える会(代表 瀬野喜代)

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