障碍者が町で生きるドキュメンタリー映画「道草」を見て

3月18日、ゆいの森での上映会は無事、終了。
試写会を含め、3回観たが、観るたびに印象が変わる映画だった。石神井公園は緑豊かで重い障害の青年たちを包み込むような、素敵な場所だった。
私は<障碍者本人の意思を最優先するべき>という故猪野千代子さんの教えを思い出しながら観た。
素晴らしい絵を描きスケボーに乗り、ブランコを楽しみ、食べ過ぎをたしなめられる人、施設職員から暴行を受けたことをきっかけに自らも暴力を振るうようになった人、施設にいた時より言葉も多くなり、明るくなったと語る母、やまゆり園事件で殺されかけた息子を地域で自立させたいと願った夫婦、何故障碍者は存在するのだろうと考える介助者等々・・・
あおぞらに白い雲、そして青年たちの楽しそうな笑顔が印象的❣️

荒川区での親の選択は、北海道へ、四国へ、那須へ、町田へ・・・
この荒川で育って、毎日デイに通っている障碍者が、親が亡くなった後も、この町で楽しく暮らせるような、そんな荒川区を目指していきたい。
まだ見ていない方は、ぜひ、ご覧ください❣️

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