こども・若者」カテゴリーアーカイブ

七中で尾久初空襲を語り継ぐ公開授業(道徳)に参加しました

10月22日、七中で尾久初空襲について、230名の生徒に話をした。
先生達と懇談をしている間に生徒達の感想文が届いた。
中国人の生徒が私が731部隊に触れた事をしっかり受け止めてくれた感想に、喝を入れられた気がした。そのほか、日本軍の演習だと思って手を振った人が多かった事に驚いたと何人か記していて、当時、国民が戦争を応援していた国情を理解してくれたのだと思う。イスラエルやロシアで戦争反対の声が大きくなればいいのにと思う。

プレーパークを広めよう❣️

今年度中に区がプレーパークを始めるというので、いろいろ相談していたら、区長が11/8(土)自然公園、9(日)天王公園、15(土)日暮里公園、16(日)リバーハープ公園で実施すると記者会見で言ったというニュースが飛び込んできて…
16年前西日暮里公園でプレーパーク(冒険遊び場)をつくった私としては放っては置けない…区内の公園を回り、人に会い、電話をしてetc…
5歳の長男と赤ん坊の次男を連れて羽根木パークに通った頃を思い出して涙が出る…そして区内にプレーパークを実現させる事ができ…そうか、プレーパークは私の人生の伴走者でもあったのだ…

世界で最初の冒険遊び場は、1943年に第二次世界大戦さなかのコペンハーゲン市郊外につくられた「エンドラップ廃材遊び場」。 「廃材遊び場」を提案したのは、デンマークの造園家ソーレンセン教授。
近年はこどもの権利条約と一緒に語られて、奥が深い。

冒険遊び場をつくって16年!

西日暮里公園で毎月第二日曜日10時から15時、冒険遊び場を始めたのは、2009年9月か10月。
16年間、「自分の責任で自由に遊ぶ」遊び場として自主的に運営してきた。
昨今の子どもの居場所づくりの一環として、荒川区でも今年度、プレーパーク(冒険遊び場)を4箇所開始することになった。

日本で最初の冒険遊び場、羽根木プレーパークは長男次男を連れて何度も出かけた。もうすぐ40歳になる長男は小屋の屋根から飛び降りるのが気に入って、飽きずに繰り返していた。次男は赤ん坊だった。
区議になって、区内でもできたらいいなとずっと思っていた。2009年の年明け、一本の電話があった。「西日暮里公園の樹木が切られてしまう、何とかして」
公園改造のワークショップが行われていて、芝生の公園にしたいという意見がでたらしい。
早速ワークショップに参加したら、 
樹木が多くて暗い
ホームレスが住んでいる
子どもが遊べる公園にしたい
という意見が出ていた。そこで、樹木が多くても子どもが遊ぶ冒険遊び場を提案した。ワークショップは意見を出し合うだけで終わったが、終了翌日、社会教育課に相談して、羽根木のプレーリーダーの天木さんの講演会を西日暮里公園隣の一日小で開催してもらった。当日は、子連れのお父さん、お母さんが大勢来てくれて自分たちで冒険遊び場をやりたいと希望が出た。
そこで、大村みさ子さんに代表をお願いし、一日小PTA会長にも参加してもらって、毎月第二日曜日10-15時開催が始まったのが、9月か10月。
それから15年、いろいろな方々の協力を得て毎月開催されてきた。

何と今年度からは、荒川区が業者に委託して 区内4ヶ所でプレーパークを開始するという。すでに世田谷区をはじめ、多くの区では取り組んでいる。
遅きに始める荒川区には、「自分の責任で自由に遊ぶ」「怪我と弁当は自分持ち」という基本理念を理解していただき、素晴らしいプレーパークを実施してほしい。
そのためにも日本のプレーパークの最高峰である川崎夢パークを調査研究してほしいと切に思う。

区議会ホームページ音声記録を聞こう!

荒川区で学童クラブ受託業者2社<ワーカーズコープ3学童 上智社会事業団7学童>が職員の水増し報告をしたので契約を打ち切り、来年度からの事業者を選定するための補正予算が今日から始まる議会で審議される…10ヶ所も…人手不足が常態化していたこと、職員もそれを平気で虚偽報告していたことが推察される。ワーカーズコープといえば協同組合、貧困など社会問題に取り組んでいるはずだし、キリスト教系の社会福祉法人も嘘を報告していたのか…ケア労働が低賃金で官製ワーキングプア問題も背景にはあるだろうが、「嘘をつく」のではなく、「人手不足問題を区に訴え改善を勝ち取る」などという発想はないのかなあ・・・・区は知らん顔なのだろうか・・・

次の日、荒川区議会HP委員会音声を聞いた感想
◉8月31日若者支援・健全育成調査特別委員会
 青少年の居場所や相談事業の議論だった。本当に困っている青少年に直接届くようにと議員は簡単に言うけれど、居場所を運営している人々を応援するのが一番だと思う。他区の青少年会館を視察したとのことだが、昔から要望しても荒川区は動かない。でも、ようやく21ヶ所のふれあい館整備が終了したのだから、いくつか残っている高齢者向けひろば館の一つを青少年の自主管理会館にしたらどうだろう。区役所や教育センターから近い三河島ひろば館なんていいかも。建物は古くて階段でも青少年の居場所としてはいいと思う。
◉9月1日文教子育て委員会
 ワーカーズコープ3学童の不正事件についての質疑では、荒川区はワーカーズコープだけを調査して終わりと思っていたようだ。台東区は即刻、全事業者を調査して結果を公表しているのに…議員に追及されて、仕方なく他も調べてみた結果、上智社会事業団の7学童についても不正が判明したということのようだ。
情けなーーーーい…荒川区…

新宿区の歌舞伎町の彷徨う少年少女の支援対策を問う

新宿区へのメール 受付番号664772
4年前まで20年荒川区議を務めた瀬野喜代と申します。子どもの貧困が話題になった2010年頃から無料塾や居場所などに取り組んで、今も継続しています。昨日、新宿区子ども中高生なんでも相談 <正確ではありません>の窓口に行って、荒川区の中学生も歌舞伎町に行っているので<これは本当で、居場所事業に取り組んでいる友人やそれを手伝っている私の息子もトー横に探しに行ってます>、状況を把握されているなら知りたいとお願いしました。
子ども家庭課企画係長と話しましたが、新宿の子はあまりいないという認識からか、関心がないような感じでした。トー横で子どもたちへの食事提供をしていた30代男性が逮捕されたり、コラボの10代の少女向けの相談会が風俗業者等の妨害によって都が中止を決めるなど、また、メンズコンカフェなるものが話題になるくらい、10代の少女たちが狙われています。荒川区の子どもたちが行く歌舞伎町で、新宿区がどのような対策をしているかを調査したいと思っています。教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。