議会報告」カテゴリーアーカイブ

臨時議会終了

 毎年5月末の臨時議会で担当の常任委員会を何にするかを決めている。同時に議長・副議長は「一身上の都合により」退職し、新しい議長・副議長を投票で選んでいる(任期2年の場合もあったけど)。議員選出の監査委員も毎年交代する。
 私は、この1年、建設環境委員会と震災対策・危機管理調査特別委員会に所属することになった。
 私たち民主党・市民の会は、議長には自民党の候補者を、副議長にはうちの幹事長を、投票している。
 議長は最大会派の推薦議員を、副議長には2番目に多い会派の推薦議員を選ぼうと思うのだが、現在、2番目に多い会派が2つあるので、いっそ、自分達の会派でと考えてのことである。
 監査委員は、区が最大会派の自民党を選任して提案するのだが、自民党ばかりが役職(議長と監査はちがうけれど)につくのはいかがなものかと思うので、同意はしない。
 議長副議長について、地方自治法では「任期は議員の任期による」=荒川区は4年。毎年変わるのは、たらいまわしでけしからんという考え方もあるけれど、議長という権威を、みんなで分担するというのは悪くないと、私は思う。議長が毎年交替しても、さして不都合はないし、議会の総意は全員で協議してつくっていけばいいと思うのである。

尾久の原の今後ほか…5・15拠点開発調査特別委員会

 区からの報告があった。
1、東尾久浄化センター主ポンプ棟及び関連下水幹線の整備状況等について
    大雨のとき、道路が水浸しになる所が何箇所かある荒川区。その被害をなくすために下水道工事が各所で続けられている。その概要が示された。23区のうちおおむね7区の下水道を受け持っている「三河島水再処理センター」は築85年。下水道管の耐用年数は40~50年とのことで、付け替え工事と管を太くする工事が進んでいる。
 尾久の原にある、浄化センター主ポンプ棟は地下6階の構造になっていて、来年2月に工事は終了する。センター内の三河島からの水をさらにろ過する「砂ろ過施設」は一部稼動中。
 高度処理といわれるA2O施設については、下水道局と区が今後、協議を行う。
 この場所は、将来的には、蓋をされて、公園になる予定だが、いつになることか…。
2、三河島地区の再開発について
     南地区再開発組合が、都に組合設立認可の届を出したのが、今年、1月16日。2月9日、組合員となることを予定していた、コスモスイニシアの業績不振が明らかになり、ことがストップしているという!!527億円の債務超過を抱え、再建に向け努力しているという。
あたらしい業者を探すしかない!!100年に1度という不況の嵐・…努力が報われんことを…
3、旧真土小跡地活用検討基礎調査について
      三河島駅北側の再開発のニーズをさぐり、方針をたてるのに、また、プロポーザルで事業者を選ぶという。300万円でのコンサル頼みだなんてとんでもない、区と区民との協働をめざし、区がきちんと区民と向き合ったほうが協働の蓄積にもなるはず。

予算賛成討論

2009年度予算賛成討論         民主党市民の会 瀬野喜代
私は、民主党・市民の会として2009年度荒川区一般会計予算案に賛成の立場で討論を行います。
はじめに、修正案への反対理由に触れたいと思います。
高齢者に関わる修正案については、
区では、介護保険計画第4期を迎えるにあたって、介護保険料を12の区分に細分化して低所得者にとっては値下げし、施設介護を利用する家庭の経済的負担を減らそうと、勤労者の平均年収以下の所得層に対し、食費・住居費の補助を始めることなどの対応を行っています。また、基本的に所得制限のない一律の手当の支給よりは、安心して、医療・介護等を受けられる施策の推進に予算を配分すべきと考え、反対します。
議会費に関わる修正案については、
区長が提案する予算のうち議会費については、幹事長会において審議し、少数会派の意見も参考にしながら執行するのが通常のルールであり、100%予算案どおりとはなっていないはずです。今回、マスコミで取り上げられ、この修正案の提出に至ったわけでしょうが、オーストリアへの議員派遣に就いては検討途中、人間ドックと備品購入に就いての検討はこれからです。
議員たるもの、議会のルールに従って行動するべきであります。議員派遣・人間ドック・備品購入についての予算額の執行は100%ではなく縮小すべきであると考えますが、通常のルールに従って議論すべきであり、修正案の提案は唐突で、理解できません。ルールがおかしいというのであるならば、議長に改善を要望し、全議員で議論をしていくよう働きかけるべきです。議員が議会費の予算額にどこまで関与するかのルール作りを提案する、あるいは、公開の議会運営委員会で予算額を決めるようにと提案するなどが必要と思います。
先日の予算委員会で幹事長会から区長へ申し入れがあり、人間ドック予算は凍結されました。民主党・市民の会は、人間ドックについて全額公費はいきすぎだと思いますが、補助のありかたについて調査し、議論したいと考えます。オーストリアへの議員派遣に就いては長年の友好都市関係にふさわしい派遣の形を整える必要がありますが、民間交流を第一に位置づけるべきで、議員の公費派遣はあっても議長のみでいいと考えます。応接セットは、26年使用し、昨年、会派の控え室分を購入しました。議長室副議長室も経費節減を考えながら検討すればいいと思います。できれば、公開の議会運営委員会で議論すべきでしょうが、現状をかんがみれば、幹事長会で議論を重ねるべきと思いますので、修正案に反対します。この際、少数会派のオブザーバー参加を保障するべきと提言いたします。
 

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人間ドック・オーストリア・応接セット

 予算委員会が終わった。
 産経新聞に「区議特権!?全額公費で人間ドック」として報道されたことをきっかけに、来年度予算の議会費に盛り込まれた、人間ドック・友好都市オーストリアウィーン市ドナウシュタット区への公費派遣・議長室副議長室の応接セット費用の扱いについて修正案が出るなど議論になった。
 予算案の提出権は区長にある。議会費に関しては、議員から要望等をだすものの、具体的な執行については、幹事長会で議論して後のことになる。オーストリアへの議員派遣について議論は行われていたものの、決定はしておらず、他の2点についても、これから議論していけばいいはずのものが、マスコミ報道によって、混乱したと私は受け止めている。
 100年に一度(だれにもわからない)といわれる経済状況なのだから、心して予算を使うのは当然である。
 今回、人間ドック関連予算は凍結された。全額公費でいいわけがないが、世間並みの補助があってもいいと思う。長年の友好都市関係にふさわしい派遣の形を整える必要があるが、民間交流を第一に、議員の公費派遣はあっても議長のみでいいと思う。応接セットは、26年使ったので、そろそろ替えて欲しいといわれ、昨年、会派の控え室の応接セットは新しくなった。議長室も分相応に新しくすればいいと考える。
 本日、ドナウシュタット区元区長はじめ、芸術家や菓子職人の皆さんが議会にお見えになった。尾久ひろば館でのこともたちとの菓子作りやコンサートや産業展への参加など、長年の交流事業がさらに広がることは結構なことと思う。
 ウィーン・ドナウシュタット区には荒川こみちや尾久こみちと名づけられた道があるという。もっと交流事業を紹介し、ウィーンを身近に感じることのできる広報をお願いしたい。

積極予算

 17日から定例議会が始まった。25日からは予算委員会となる。
 「未曾有の経済不況」という言葉が先行して、先行き不安が広がる。
 荒川区は、史上最高額862億円の一般会計予算(前年比60億増)、介護や健康保険の特別会計をいれると1286億円の予算を組んだ。今年度も、今議会で審議する第4・5回補正予算を加えると900億円を超えた。
 荒川区は汐入の再開発等で人口20万人をこえ、税収も増加、自主財源比率が32%を超えた。今後の見通しは厳しいだろうが、いまのところ、順調な財政運営である。
 地方財政の危機が叫ばれる中、世代間負担比率が気になるところだが、将来の世代の負担比率は徐々に下がってきている。
荒川区財務書類参照http://www.city.arakawa.tokyo.jp/a001/pdf/d00500127_2.pdf
 予算案もHPに公開されているので、是非、ご覧いただきたい。http://www.city.arakawa.tokyo.jp/a001/b008/d00500128.html
ちなみに、低いほうが財政が健全とされる経常収支比率は、ここ数年下がってきたのが、少々増加、公債費比率も0.1ポイント増加した。