人間ドック・オーストリア・応接セット

 予算委員会が終わった。
 産経新聞に「区議特権!?全額公費で人間ドック」として報道されたことをきっかけに、来年度予算の議会費に盛り込まれた、人間ドック・友好都市オーストリアウィーン市ドナウシュタット区への公費派遣・議長室副議長室の応接セット費用の扱いについて修正案が出るなど議論になった。
 予算案の提出権は区長にある。議会費に関しては、議員から要望等をだすものの、具体的な執行については、幹事長会で議論して後のことになる。オーストリアへの議員派遣について議論は行われていたものの、決定はしておらず、他の2点についても、これから議論していけばいいはずのものが、マスコミ報道によって、混乱したと私は受け止めている。
 100年に一度(だれにもわからない)といわれる経済状況なのだから、心して予算を使うのは当然である。
 今回、人間ドック関連予算は凍結された。全額公費でいいわけがないが、世間並みの補助があってもいいと思う。長年の友好都市関係にふさわしい派遣の形を整える必要があるが、民間交流を第一に、議員の公費派遣はあっても議長のみでいいと思う。応接セットは、26年使ったので、そろそろ替えて欲しいといわれ、昨年、会派の控え室の応接セットは新しくなった。議長室も分相応に新しくすればいいと考える。
 本日、ドナウシュタット区元区長はじめ、芸術家や菓子職人の皆さんが議会にお見えになった。尾久ひろば館でのこともたちとの菓子作りやコンサートや産業展への参加など、長年の交流事業がさらに広がることは結構なことと思う。
 ウィーン・ドナウシュタット区には荒川こみちや尾久こみちと名づけられた道があるという。もっと交流事業を紹介し、ウィーンを身近に感じることのできる広報をお願いしたい。

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