スポーツセンターも指定管理者制度へ 06.6.27文教・子育て支援委員会

 第2回定例議会に上程された2つの条例を可決
○荒川区保育の実施等に関する条例の一部改正について
   児童福祉法のなかで障害児の補装具関連の条項が、自立支援法への移行で削除されたため、保育料の滞納処分にかかわる根拠条文が、第56条11項から10項に改められた。
○荒川総合スポーツセンター条例の一部改正について
   指定管理者制度の導入に伴い規定を整備する。
   業者選定の情報公開と利用者の意見把握をきちんと行うことに留意してほしい。
東京都の学力テストの結果について
 学力テストの順位に一喜一憂する必要はないと思うが、国語・社会の成績が芳しくない。教育委員会でも取り組もうとしている「読書のすすめ」は大賛成。読書は学力の基本をつくり、生きる力をはぐくむ。そのためにも、是非、学校図書館司書の全校配置をおねがいしたい。
 東京都教育委員会で、小5と中2の学力テストを実施するのだから、荒川区教育委員会のテストはこの学年はとりわけ不要だと思う。検討して欲しい。
 
 経済協力開発機構(OECD)の国際的な学習到達度調査(PISA)でトップの成績をあげたフィンランドでは、学校や生徒をテストでランク付けする仕組みがなく、高校進学に影響する中学3年の成績を除き、成績をつけるための明確な基準もないという。
 そのうえ、フィンランドの7~14歳児の総標準授業時間は、01年のOECD調査によると、加盟国で最短だった。
 一クラスが最大でも24人でおちこぼれをつくらないことが実践されているらしい。日本の教育界も、「子どもを競争させたほうが学力がつく」という思い込みから解放してあげたいものだ。
都の学力調査結果について
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