生存学の立岩真也さんを偲ぶ

1月27日に「立岩真也さん追悼集会 生きて在るを学ぶ」が呼びかけられている。生きていることそれだけで価値があると生存学を提唱した立命館教授。62歳は早すぎる・・・
2019年12月19日、猪野千代子さんの資料を渡すために高岩さんに会い、インタビューを受けた。小6学習塾から高校まで一緒の同級生と三人でおしゃべりをした。三人とも同い年の子どもがいて話が弾んだ。
その時、スモン被害者古賀照男さんの資料も欲しいと言われ、郵送した。
そんなことを思い出して古賀さんを検索したら、今はもうみることができない私のHPの文章が出てきたので、コピーさせてもらった。

「古賀さんの遺志を明日へ」
 2004年10月17日記
 http://www5b.biglobe.ne.jp/~senokiyo/chotto/041017.htm
 *以下全文を引用
 「薬害スモン患者でただ一人、最高裁まで争った、古賀照男さんを語る会に参加した。病に冒され、家族との関係もある、辛い状況の中で、スモン患者はほとんど製薬会社との和解の道を選んだ。
 古賀さんは、田辺製薬が「下痢止め薬キノフォルムはスモンの原因ではないが人道的見地から和解に応じる」とした態度を絶対に許せないと判決の道を選んだ。結果は、「古賀さんがスモンであるかどうか疑わしいため」敗訴。見せしめ的判決であった。
 古賀さんは、全国の公害や薬害の闘いの支援者として各地を回っていた。長靴と杖、そして古びたゼッケンがトレードマークだった。製薬会社・厚生省・裁判所に対して果敢に闘っていた。いつも辛口で私たちを励ましてくれていた。
 司会者からも古賀さんの遺志をついで、それそれが今取り組んでいることを話そうと呼びかけがあった。わが人生の師としての古賀さんの闘い続けた半生を思うと目頭が熱くなる。
 その後、荒川河川敷のおそうじに参加した。「ごみをこんなところに捨てるなよ!!」と言いたくなるマナーの悪さ。荒川クリーンエイドという、荒川上流から下流まで50箇所での取り組みである。
 荒川クリーンエイドホームページhttp://www.cleanaid.jp/
 さて、荒川区政のおそうじにも、取り組まねば・・・。

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