伊藤洋志著 東京書籍
昔、色々な仕事で稼いだから百姓というと網野善彦先生が記されていた。
一面的な思考はやめよう!
犯罪者がうわべだけの反省文を書いても、心から反省しているわけではない。加害に至った自らの感情を見つめることからはじめると、たいてい、子どもの頃の「愛されたい」という気持ちを抑圧してきた苦しい人生が浮かび上がるという。
・何より人を頼って生きていく生き方を身に付けることを理解できたら、再犯しない可能性が高まる。
・人に頼って生きていくことができれば、「人」の存在の重要性に気づき、「命の重み」に思い至る。
・頑張る「しつけ」が犯罪者をつくる
・何故いじめたくなるのかを考えることからいじめ防止教育を始める
考えさせられる本である。一読をおすすめしたい。
写真はとてもおいしいどら焼き「うさぎや」 自宅から自転車で17分
~世界で一番住みやすい国に学ぶ101のヒント
銭本隆行著 明石書店
荒川区が全国の地方自治体に呼び掛けて幸せリーグをつくり、幸福実感都市を目指しているのはご承知の通り。きっかけはブータンだが、デンマークにも注目したい。2006年イギリスの大学、2008年アメリカの調査機関の幸福度調査で1位になったデンマーク。この二つの調査で日本は178か国中90位、43位。
高負担・高福祉の国。残業なし、転職は平均6回、失業手当は2年間、通信簿なし、不登校なしは魅力的。著者は自己決定・連帯意識・民主主義が今の日本には必要だと説く。賛成である。投票率85%のデンマークがもっと紹介されればいいのに。
〜小さな学校の大きな挑戦〜
大阪府箕面市の民家で開設した 箕面こどもの森学園 の創立者たちの、子どもの学ぶ意欲を育てたいという熱い思いと経過と実践がいっぱい詰まっている。自分で計画を立て実行していく 学びの姿勢は、人と違っていてもそのまま認め合うのが当たり前となっていく。
公立学校での画一的な一斉授業では飽き足りない教育者や保護者が、各地で新しい学校を創り出している。その草分け的存在のきのくに子どもの村学園の視察に行ってから、もう10年以上経つ。その時、このような自由な教育を受けた子どもたちはどんな大人になるのだろうとわくわくしたが、HPをたどるだけでも、皆で話し合い、自分で考え、責任を取る 生きる姿勢を身につけている事が分かる。きのくに子どもの村学園は次の言葉を掲げる。
まずは子どもをしあわせにしようすべてはそのあとに続く。A,S,Neill