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荒川区議会 開会会議終了

image31b改選後初めての議会。役職や所属委員会が決まった。私は一年間、総務企画委員会と観光・文化推進調査特別委員会を担当する。
5階民主党・市民の会控室からスカイツリーを望む。区役所前公園の緑が心地よい。

解釈変更による改憲についての区長見解は?

 昨日から始まった6月議会。私は一般質問を行った。
1、解釈変更による改憲は、日本の政治の基本である立憲主義、民主主義の根底に係る問題だと思いますが、長らく政治家として活躍されてきた区長は、どのようにお考えでしょうか、お聞かせください。

 残念ながら、区長からの回答はなく、総務企画部長が、国政の場の議論の動向を注意深く見守ってまいります、とのことだった。
他の質問は、
2、 認知症患者への支援について
(1) もの忘れ散歩への対応について
(2) 小中学生への認知症サポーター養成講座について
3、 食品ロスをなくす区民運動について
4、 共通番号制度について

今迄一般質問は年1回一人40分だったが、今回から50分になり、25分ずつ2回方式も可能となったので、早速取り入れることにした。

今日から通年議会

 今日、区長が区議会を招集し、来年4月30日までの354日間の通年議会が始まった。議長権限で議会が開催できるので、議会が身軽になったともいえる。23区では初めての改革である。
今までの議会の名前が変わる。
 第一回定例会→2月議会 
 第一回臨時議会→緊急議会
 第二回定例会→6月議会 
 第三回定例会→9月議会 
 第四回定例会→11月議会

議会基本条例を可決

 本会議最終日、通年議会を盛り込んだ議会基本条例が可決された。
 今後、災害、事件など緊急に必要なときの会開催が可能になり、これまで区長が議会を招集する時間がなかったからという理由で行ってきた「専決処分」はなくなる。
 年4回の定例議会の他、休会中に委員会を開催している荒川区議会の活動内容がそれほど変わるわけではない。
 私たちの会派が主張してきた、議員同士の自由討議や議会としての区民への報告会などは、他会派の賛同を得られす、盛り込むことはできなかった。今後の検討が幹事長会で了解されているので、引き続き、主張していきたい。

荒川区議会基本条例へのパブリックコメントの締切は6月3日

荒川区議会基本条例へのパブリックコメントの締切が6月3日に迫っている。ぜひ、ご意見を送っていただきたい。
情報公開と住民の参画をすすめようと、全国各地で議会基本条例が作られてきていることから、荒川区でもつくったらどうかと、私は議会基本条例を提案してきた。議会報告会での住民との話し合い、議員間自由討議など行うよう提案してきたが、今回提示された案は、情報公開や住民参画について目新しいものがないので残念である。
 
 たとえば、富士市議会議会基本条例は以下のように特徴が紹介されている(実際の運用は調べていないけど)。
1.請願者・陳情者の意見陳述(第6条)
請願及び陳情を政策提案として受け止め、請願者又は陳情者から発言の申し出があったときは、特別な事由がない限りこれを拒まない。
2.議会報告会(第7条)
市政の課題全般について、市民と情報や意見の交換を行う場のひとつとして、議会報告会を実施する。
3.議会モニター(第8条)
市民の意見を広く聴取し議会活動に反映させるため、必要に応じて議会モニターを設置する。
4.一問一答方式及び反問権(第9条)
議員から市長等に対する一般質問は、市政の課題に関する論点や争点を明確にするため、一問一答の方式で行う。また市長等は、議長または当該委員会委員長の許可により、質問した議員に対して逆質問ができる。
5.政策討論会(第13条)
市政に関する重要な政策及び課題に対して、議会として共通認識の醸成を図り、合意形成を得るための政策討論会を行う。