暮らしに活かす雨の建築術

 日本建築学会編  北斗出版
 先日、「治水・利水・防災のための雨水利用=雨水貯留浸透技術の検討を」と一般質問でとりあげた。区の反応は「雨水利用ですか???」と関心がなさそうだったが、この本を読んで、こんなに各地で雨水利用について、取り組みが始まっているのだ!!と心強く思った。
 200年6月に出版された「雨の建築学」の続編で、地球環境時代の「建築学」として「雨水循環系を保全し、育む」必要があるという立場から、各地の事例も取り上げられている。建築関係者、都市計画関係者にはぜひ、知ってほしい内容である。
 ちなみに、私の一般質問に対し、都市整備部長の答弁は「都市計画マスタープランの改定を行う際に検討する」というものだった。ぜひ、研究していただきたい。地球環境のために・・・。

コメントは停止中です。