孤立が生んだ二つの殺人 池谷孝司 共同通信社
酒乱の父の死後、借金を重ねる母を殺害した16歳の少年は、21歳で姉妹を殺害、25歳で死刑を執行される。少年院で発達障害と診断された彼が、もし、適切な支援を受けていれば・・・という視点で、さまざまな課題を浮き彫りにする。「発達障害をもつ大人の会」の紹介もある。
殺人という罪を犯すまでではなくても、地域で孤立し、トラブルを起こす人への支援を考えさせられる。こどもの貧困や地域ケアに取り組む人たちにも読んでもらいたい。
子育て・介護・環境・・・情報公開と市民参画の街づくりをめざして
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