リサイクルセンターなど 09・8.4建設環境委員会

区からの報告
1、荒川2丁目(図書館・児童育成施設等用地)の土壌汚染
  鉛、シアン、カドミウム、六価クロムについて基準値を超えた。汚染土壌は、堀って処分したが、汚染深度が深い部分に就いては、封じ込め対策として、外周部にシートパイルを埋め込み、表面はアスファルトで覆った。地下水への汚染は考えられないとのこと。
 北側公道に隣接するこの部分(200㎡)は建物を建てないことになる。そのため、購入価格を、通常より、5793万円低くした。
 また、町屋7丁目(特養ホーム予定地)には鉛とダイオキシンが確認されたので、掘削除去を行っている。
 荒川区はメッキなどの工場跡地が多く、汚染土壌が多数ある。財力のある工場は汚染対策を行っているが、小さいところは、操業をやめても、処理能力が無く、改築というかたちで、そのまま住居として使っている例が多いという。将来的にどうするのか、課題である。
2、リサイクルセンターの収支決算
   新しくリサイクルセンターを整備する場合
      施設整備経費      (当初)1億8千万円
      土地賃借料              1千万円/年
   現在リサイクル事業協同組合に支払っている施設賃借料(4ヶ所)2450万円/年
 20年で比較すると、1億1千万円の削減となる  とのこと。
3、建築確認書偽装で区が訴えられていた裁判
     原告=(株)ヒューザーが、東京地裁に、荒川区を含む9自治体他を訴えていた裁判は、棄却となった。
    しかし、控訴したとのこと。なんとあつかましいと私は思うのだが、原告勝訴の判断をした地裁もあるらしい???

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