西日暮里公園で毎月第二日曜日10時から15時、冒険遊び場を始めたのは、2009年9月か10月。
16年間、「自分の責任で自由に遊ぶ」遊び場として自主的に運営してきた。
昨今の子どもの居場所づくりの一環として、荒川区でも今年度、プレーパーク(冒険遊び場)を4箇所開始することになった。
日本で最初の冒険遊び場、羽根木プレーパークは長男次男を連れて何度も出かけた。もうすぐ40歳になる長男は小屋の屋根から飛び降りるのが気に入って、飽きずに繰り返していた。次男は赤ん坊だった。
区議になって、区内でもできたらいいなとずっと思っていた。2009年の年明け、一本の電話があった。「西日暮里公園の樹木が切られてしまう、何とかして」
公園改造のワークショップが行われていて、芝生の公園にしたいという意見がでたらしい。
早速ワークショップに参加したら、
樹木が多くて暗い
ホームレスが住んでいる
子どもが遊べる公園にしたい
という意見が出ていた。そこで、樹木が多くても子どもが遊ぶ冒険遊び場を提案した。ワークショップは意見を出し合うだけで終わったが、終了翌日、社会教育課に相談して、羽根木のプレーリーダーの天木さんの講演会を西日暮里公園隣の一日小で開催してもらった。当日は、子連れのお父さん、お母さんが大勢来てくれて自分たちで冒険遊び場をやりたいと希望が出た。
そこで、大村みさ子さんに代表をお願いし、一日小PTA会長にも参加してもらって、毎月第二日曜日10-15時開催が始まったのが、9月か10月。
それから15年、いろいろな方々の協力を得て毎月開催されてきた。
何と今年度からは、荒川区が業者に委託して 区内4ヶ所でプレーパークを開始するという。すでに世田谷区をはじめ、多くの区では取り組んでいる。
遅きに始める荒川区には、「自分の責任で自由に遊ぶ」「怪我と弁当は自分持ち」という基本理念を理解していただき、素晴らしいプレーパークを実施してほしい。
そのためにも日本のプレーパークの最高峰である川崎夢パークを調査研究してほしいと切に思う。



