マイナンバー制度の導入について

今日の総務企画委員会の所管事務事業説明はマイナンバー制度の導入について。各委員からの質疑が途切れないので、改めて集中審議を行うことになった。行政が利用する98種の事務内容も説明を受ける。最終的に国の方針もまだ定まっていない中で、地方自治体は大変な作業を担うことになる。
私がとりあえず聞いたのは、費用のこと。昨年度住民基本台帳の整備に1200万円、今後、システム改修に11500万円、カード発行費などに 2億円。国や区の負担按分についても資料を求めた。カード番号は世帯ごとに送付されるのでDVなどへの配慮が必要な家庭があるのだが、国は配慮する様にと通知しただけらしい。簡易書留で送るというが、戻ってくる封筒の山ができそうだ。
昨日、大田区税務課職員の2000回に及ぶ個人情報アクセスとストーカー事件が報道されたので、荒川区でも対策があるかどうか聞いてみたが、荒川区でも未然には職員の態度で判断するしかないらしい。
年金機構で開封してしまった添付ファイルの操作については荒川区で開封する前に危険を知らせる、赤いキケンという画面がピカピカするそうである。職員の職務意識が問われる。

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