常任委員会報告」カテゴリーアーカイブ

区民住宅の家賃滞納で裁判へ

建設環境委員会で可決。
180平米3LDKという広い区民住宅に住む一人暮らしの女性が家賃を350万円程滞納。もっと早く手を打つべき。区職員の督促状発送27、電話64、来庁相談6,訪問1回 にかけた給料や裁判費用なども加算すると大変な金額である。
自分の稼ぎに見合った住まいに住んでこそ、大人である。もっと早くその人に寄り添った支援を!うちのマンションでは10万円管理費を滞納する人がいたら大騒ぎである。区は甘い…

私は許せない!!区民感情を考えたら、区はもっと早く動くべきだ。あまりに腹が立つので、書けない。ぜひ、音声データで私の怒りを聞いてください。

学校教育ビジョンはいいけれど、現場はどうなの?

2017・3.2 文教・子育て支援委員会報告(2)
荒川区の教育の憲法だとかいう、荒川区学校教育ビジョンのパブコメも以前より多く、関心が高いらしい。結構なことである。
報告(1)で、触れたように、六日小のお弁当づくりをひろめてほしいと話題にした。教育委員会は、「お弁当を持ってこない子がいるので、その対応など苦労がある=ひろがらない」と答えた。それで、校長先生に電話した。すると、校長先生曰く、「全員が持ってきます」「前回は二人忘れて登校しましたが、校門で、全員にお弁当を持ってきたかと校長が聞いているので、すぐ取りに帰って、お弁当を持って登校しました」。なんだ~、、、六瑞小のことかしら。でも、察するに、大規模校では無理。小規模だからこそできる取組みなのだ。
教育ビジョンで、私が指摘したのは以下の事項。
1、食育  
  お弁当レシピもいいけれど、ほんの一部の人の参加。お弁当を子ども全員がつくる六日の取組みはもっといい。
2、英語教育  
  日曜カフェで、ひぐらし小6年4人と英会話を試みた。「私は日本人だから英語はしゃべらない」「英語は嫌い」だと言う。やっと1人が「マイネームイズ・・」と蚊の鳴くような声で発した。これが現場の姿である。
3、障がい者教育・人権教育
  ひぐらし小6年生は22歳のダウン症の女性(ひぐらし小・諏訪台中出身)と会って、明らかに動揺した。快活で英会話のできる障がい者は初めてだったのかもしれない。いままで、日曜カフェに何人も障がい者が来たけれど、確かに接点はなかった。重度の障がい者から話しかけられることはなかったのである。障がいのある人と付き合いがないとどのように接していいかわからないとよく言われる。だから英語も話せなかったのかもしれない。日常的な教育現場から障がい者を排除しないで、交流をさかんにするようお願いした。

先日の特別支援学級の卒業生を送る会では、中学校の演劇の上手さに感動。言葉がききとれない生徒はゼロ。軽い障害なのに、普通学級にはいられないという差別の現実が悲しい。

秋だったか、子ども祭りで峡田小に行ったとき、ボッチャでオリンピック強化選手になっている峡田小出身の佐藤駿くんについての掲示が全くないのに驚いた。あるのは他のパラリンピック選手。先輩の活躍を応援するよう、子どもたちに教えてほしい。

~過去の教訓に学ぶ~
2月の委員会で、いじめ防止条例の議論のとき、瑞光小でダウン症のお子さんが、突き落とされて、自力歩行ができなくなり、保護者が裁判を起した事例を紹介した。教育長はあまり知らないと言ったが、過去の事例を教訓にしてほしいとお願いした。この、佐藤翼くん、駿くんの双子ちゃんは南千住第二幼稚園で門を開けてもらえず、来る所ではないといわれ、足立のあけぼの学園に通った。小学校入学時は、就学相談の判定とは違う、峡田小の心障学級と普通学級を希望したため、3月末まで就学許可が下りなかった。駿くんは「僕は普通学級に行きたい」とはっきり言っていたにも関わらずである。荒川区の冷たい過去であった。

18年議員をやってきて、冷たい荒川区の対応に苦しむ障がいのある子どもたち、親たちと付き合ってきた。教育委員会は、いいことばかり言っていないで、過去の誤りを反省しつつ、未来を担うこどもたちの教育に邁進してほしい。

ほかにもまだ指摘したけど、取り合えあえず、ここまで。

宿泊型産後ケア事業が始ります

2017・3.2 文教・子育て支援委員会報告(1)
①宿泊型産後ケア事業を4月から開始する。受付は3月から
 初めての出産時、家族等の援助が受けられない生後4ヶ月までの母子のお泊り事業を開始する。リバーサイド病院、たんぽぽ助産院が受け入れを行う。心身のケア、育児指導などが目的。
3泊4日を上限とし、利用料6万円のところ、自己負担12000円。

 せの:事業開始を歓迎するが、第二子以降の出産も兄弟の世話が加わり大変。また、特別な事情がない限り、母子のケアは医療機関でなくてもできる。今後の拡大を希望した。
●私でよければ、お手伝いします。ウチで泊まってもいいし、私がお手伝いに行ってもいいし。連絡下さい。

②荒川区教育ビジョンのバプコメの結果報告
 せの:よくまとめられているが、内実が問題。指摘したこと。
1、食育
例示されているお弁当レシピコンテストは一部の人の参加にすぎない(12000人の児童生徒のうち、たったの261人)。それより、六日小で実践している(六瑞小も行っている)全員が家で、親の手をかりず、自分でお弁当をつくる取組みが効果的だろう。全校に拡大してほしい。

区:お弁当をもってこない子がいるので拡大が難しい。
せの:何故、お弁当を持ってこないのか?
区:理由はわからない
せの:こどもの貧困に取り組んでいるのだから、理由を調査する必要がある。

つづく

八戸市における創業支援について

八戸市役所でお話を伺った。八戸ではアントレプレナー(なんと耳慣れない言葉!)情報ステーションという起業家支援の拠点を設けているが、週1回の相談しかできていないと嘆いておられた。いままでセミナー受講者193名のうち25名が実際に創業。うち、3名は廃業したらしいが、飲食店が多いとのこと。起業家養成講座を担う八戸学院大学は、学長が起業家だそうで、期待できる。
起業家支援はどこの自治体も大いに応援していてメニューもいろいろ揃っているが、実際は難しい問題が多い。やる気のある人に自由にやってもらうのが一番!
あ、地震!さっきもあった!多いなあ。

函館市地域交流まちづくりセンター視察

総務企画委員会の視察で函館に来ている。撮った写真がまだ、iPadに共有保存されていないので、とりあえず、文章で。アイフォンで投稿できるフェイスブックが手軽なので、ブログの更新は遅れ気味。
驚いたのは、指定管理のNPOが介護の総合生活支援事業の企画に没頭していたこと。市が生活支援事業を託せるNPOがあるだけでもすごいことだと思う。このNPOはここ、まちづくりセンターの為に作った団体だとのこと。函館は市民活動を育てるのが上手なのだろう。
まちづくりセンターは大正時代に建てられた百貨店を改修したもの。レトロな雰囲気が粋だが、使い勝手がいいとは言えないだろう。でも、元ホテルマンの職員が情熱的に案内してくれた施設は、様々に工夫されていて、市民団体のおばさん、おばあさんたちが楽しんでいる様子だった。