尾久八幡中・ひぐらし小・ひぐらし保育園 12.22委員会報告

 12月13日、文教・子育て支援委員会として尾久八幡中心障学級・ひぐらし小障がい児支援ボランティア・ひぐらし保育園給食を視察した。(22日の委員会で報告)
私の感想から
・尾久八幡中では、障がい児は心障学級と普通学級に両方在籍の形をとって、運動会や行
事の交流が行われており、普通学級の生徒も希望する授業時間には心障学級に通級しているという。素晴らしい。もっと拡げて欲しい。
・ひぐらし小で習熟度別学習がおくれがちな児童に少人数で手厚く、さらに、障がい児のサポートとしてボランティアが他の児童にも関わりながら、指導が行われていた。素晴らしい。もっと拡げて欲しい。
 障がい児教育の世界の流れは、インクルージョン教育(包括教育ともいう)である。障がいがあっても無くても、一人一人のニーズにあった教育が同じ屋根の下で、行われることが求められている。東京学芸大学の上野一彦教授が「LDとディスレクシア」(講談社+α新書)を刊行されたというので、このお正月に読んでみたい。
上野教授のブログ
http://edublog.jp/kaz1229/
・ひぐらし保育園給食
  民間委託開始後も、きちんとだしを取った、薄味の給食が提供されている。職員の入れ替わりがあって心配されたが、問題なく、給食は提供されたという。
 非常勤栄養士の配置で、アレルギー代替食の提供が可能になり、食育も積極的に行われるようになったという。
 非常勤栄養士の配置をぜひ、全園に広げて欲しい。これは、民間委託とは別問題の、区民へのサービス向上だと思う。
 先日、南千住第2保育園を訪問した。近隣の在宅保育の受け入れ状況などを説明してもらい、区立保育園が地域の子育ての拠点となっている様子がわかり、うれしく思った。
 さらに、区庁舎にいる巡回の栄養士の指導で、畑の大根の収穫から給食での提供やきびだんごつくりなどの食育が行われていた。
 我々区議会議員には説明されていないけれど、各園で食育が取り組まれているようだ。もう10年も前、(私が区議になる前)学校給食の実態調査の一覧表を見せてもらって、その格差に驚いたのを思い出した。学校間格差については、私も議会で取り上げてきたが、保護者にわかるように、説明する事が必要だと思う。
 今後、保育園の素晴らしい取り組みについても、調べてみたい。
そのほかの区からの説明事項
・学校教育ビジョンの素案について
・総合スポーツセンター食堂運営事業者の募集について
・新たな生涯学習推進計画の策定について

コメントは停止中です。