常任委員会報告」カテゴリーアーカイブ

マイナンバー制度の導入について

今日の総務企画委員会の所管事務事業説明はマイナンバー制度の導入について。各委員からの質疑が途切れないので、改めて集中審議を行うことになった。行政が利用する98種の事務内容も説明を受ける。最終的に国の方針もまだ定まっていない中で、地方自治体は大変な作業を担うことになる。
私がとりあえず聞いたのは、費用のこと。昨年度住民基本台帳の整備に1200万円、今後、システム改修に11500万円、カード発行費などに 2億円。国や区の負担按分についても資料を求めた。カード番号は世帯ごとに送付されるのでDVなどへの配慮が必要な家庭があるのだが、国は配慮する様にと通知しただけらしい。簡易書留で送るというが、戻ってくる封筒の山ができそうだ。
昨日、大田区税務課職員の2000回に及ぶ個人情報アクセスとストーカー事件が報道されたので、荒川区でも対策があるかどうか聞いてみたが、荒川区でも未然には職員の態度で判断するしかないらしい。
年金機構で開封してしまった添付ファイルの操作については荒川区で開封する前に危険を知らせる、赤いキケンという画面がピカピカするそうである。職員の職務意識が問われる。

介護保険料月130円の減額

2/2福祉・区民生活員会から
23区で一番高い介護保険料が4月から月130円減額される。基金で溜まったお金を使う。第6期荒川区高齢者プランの基本理念は「健康づくりで元気に」「 自立を目指して」「 ともに支え合って」。介護予防、重度化予防を重視する。
私が区に提案しても動きがなく、待ちきれないで作った介護予防サロン「三河島いきいき教室」のようなものを今後は重視するとのこと。ぜひ、頑張ってもらいたい。

区民利用の低迷続くグリーンパール那須のこれから

福祉区民委員会視察
築31年が経ったサンパール那須の利用者の区民割合は昨年度は40.1%(6743人)。様々な努力をしているが、利用率の向上は難しい。一般客の呼び込みに努力しているが、この2.3年は赤字で、無償貸与で運営を任されているビューホテルから、客室のリニューアル等を求められている。区民保養所をやめてしまう自治体があるなか、これからどうするか議論が始まっている。
私は、価値観が多様化し、保養施設も多種多様にある今日、区が苦労して保養所を維持する必要性はないと思う。今後、修繕費用は多くなるし、売却も難しくなる。長年利用し愛着を持つ区民も多い。多いに現状分析し、議論を公開する必要がある。
区が客室を借り上げているホテルニューアカオの利用者も3615人と減少。こちらは解約すればいいけれど、、、
財政難の時代、行政サービスとして、保養所が必要かどうか、見えるかたちで議論しよう。

荒川遊園のエコの素晴らしさを広めたい

建設環境委員会で地震発災時の断水に備えて隅田川から取水する設備の説明を受けるために荒川遊園に行った。隅田川から取水して、遊園のスワンの池や釣堀に水を張り、また、川に戻すという、素晴らしいエコが、20年以上前から実践されている。それを利用して、防災にも活用しようというのである。
実は、遊園入口の左手にあるお山はまるごと浄水設備なのである。写真はお山とお山の頂上のレンガ造りの小屋の前に立つ、当時工事を担当した松土都市計画課長。
私は今日初めて、この事を知った。荒川区の自慢になる。もっと宣伝して欲しい。
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尼崎資源リサイクルセンターを視察しました

大阪湾の埋立地に18年前に竣工したリサイクルセンターは、丁寧に使用されている印象を受けた。見学した子どもたちの感想なども展示されていた。17年担当しているという職員さんの詳しい説明に感動した。尼崎はビン缶ペットボトルを一緒に袋に入れて各家庭から個別回収し、ここで選別する方式をとっている。色分けしたビンのカレットにラベルやふたが混入しているのが気になったが、高温処理するので、全く問題にならないという。ラベルやふたは簡単に取れるものだけ取ればいいとのことだった。正しい知識が必要ということかな。

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